院内環境
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世界基準の歯科医療機器
3Dレントゲン先進医療器CT
当院ではより精密にそして正確に診査診断を行うために、KAVO社の3Dレントゲン 先進医療器CTを導入しております。
今までは、当院でCTを撮影することができず提携医療施設に行っていただき撮影をしておりました。そのため、時間と、費用がかかり、気軽に撮影をすることができませんでした。また、撮影をする症例も限られていたためここぞという場合のみ撮影を依頼しておりました。
KAVO社のCTの可能性について
通常CTはインプラント治療を行うため、親知らずを抜くため、根の治療に限定されて使用して使用しておりました。
しかし当院で導入しているKAVO社のCTでは、主に以下の治療に役立てることが出来ます。
- 顎関節の診断
- 矯正治療、治療のシミュレーション
- 小児の咬合発育
- インプラント治療
- 根管治療
- 親不知の抜歯
- 外科矯正
- 気道の状態確認
- 頸椎の状態確認
- 上顎洞の診断
などなど、多方面に使用することができます。
2Dのレントゲンは説明をされてもわかりにくいものです。
しかし3Dになることによりあらゆる角度、あらゆる状態を分析することができます。特に矯正治療の術前、術後の違いもシミュレーションで確認していただく事ができます。
放射線の被ばく量も少なくお子様の撮影も安心
特に咬合誘導をする際、三次元的に歯の位置を確認しなければならないため、KAVO社の3Dレントゲン先進医療器CTがより効果を発揮致します。
通常大きなレントゲン(パノラマ)の約半分の実効線量で撮影を行うことが可能になります。
短いエックス線の照射時間
エックス線を非連続的なパルス照射にすることで、撮影時の被ばく線量を最小限に抑えます。実際の照射時間はスタンダードスキャンでわずか4秒未満という短さです。
可変ビーム・コリメーション
エックス線管球側の絞り機能により、関心領域を限定して撮影できます。この機能によって、被ばく線量をさらに減少できます。これが被ばく線量をさらに減少させるテクノロジーのひとつです。
再撮影を防ぐプレビュー機能
撮影前のプレビュー機能が再撮影のリスクを最小限に抑えます。的確に画像を取得できるだけでなく、さらなる低被ばくにもつながります。
アルクスディグマ(デジタル式顎運動計測装置)
アルクスディグマとは顎関節の位置、上下の咬み合わせの状態を超音波にて三次元的に顎の運動を測定できる装置です。
主に顎関節治療、咬み合わせ治療、矯正治療に使われます。
顎が痛い、噛んだ感じが変、噛む位置がわからない、など全体的な歯科治療に特に必要となります。
アルクスディグマの機能は大きく分けて3つあります。
顎関節の理想的な位置と現在の位置がどのぐらいズレているかを一目で見て判断することができる
左右横から見た顎関節の位置と左右上から見た顎関節の位置の4つを確認することができます。上下のあごの位置を超音波で計測することにより、理想的な顎関節の位置を導き出すことができます。
噛んだ時に関節の位置がどのぐらい理想的な位置からずれているのかを、治療しながら計測することができます。ゴールが明確にわかるためそれに向かって関節の位置を調整していきます。また、CTでも関節の位置状態を確認することができるため、関節の痛みが理想的な位置からずれているためにおこる痛みなのか、関節の形態が変わってしまうことによる痛みなのかを簡単に判別することができます。
顎を動かした時の軌跡を見ることができる
噛む位置が変な感じがするとか、噛む位置がわからない方はこの奇跡が綺麗に動きません。開閉口、左右に動かす、前に出すなどいろいろな動きをしてもらいどこに原因があるのかを探っていきます。治療をしながらその場で今の軌跡と治療後の軌跡を確認、比較することもできます。
歯の角度を計測することができる
全体的な治療をするときに理想的な歯の角度を導き出すことができます。
顎を色々動かすことによりそれを元に理想的な顎と調和した歯の角度を導き出すことができます。その数値を咬合器という装置に入力することで、今のお口の中の状態をそのままコピーして被せ物、詰め物を反映し、作製することができます。
アルクスディグマ開発者のラング氏と当院院長松木
開発者でもあるラング氏より機器使用のレクチャーを受けておりますので当院では患者様により分かりやすい具体的な診察を行う事が可能となっています。
KAVOユニット
歯科用のユニットは数多くあります。
理想の歯科治療を行うにあたって慎重に判断した結果、当院ではKAVO社のユニットを使用しております。
人間工学に基づいて設計をされているので、長時間座っても辛くないシートの素材、形状をしているのは一目見てもお分かりになると思います。
しかし、シートのすわり心地のみで選択したわけではありません。ユニットで使用されている水はお口をゆすぐための水、歯を切削する時に出る水、等のすべて消毒された水が出ております。
水道水よりも雑菌が少ないとされており、週2回集中消毒を行っております。また、クリーニングをする、歯を削る、根の治療をするときにも水を使用しますが、その中に6%の過酸化水素水を含む溶液を低濃度で使用しているため常に歯や根の中を殺菌しながら治療を行うことができます。
歯を切削する時に出る水も人肌に暖められております。また、水が出る量も世界基準の1分間に60mlと非常に多くの水が出ます。削る時のタービンも極力キーンと嫌な音が出ないように設計されております。
そして、このタービンにも秘密が隠れております。歯は非常にデリケートな構造となっておりますが、タービンは高速で回転しているためすぐに熱を持ってしまいます。熱は歯を伝わり、神経にまで到達してしまうと神経が死んでしまう可能性があります。
それを防ぐために温かく大量の水を使い、精密なタービンを使用することによりバーの軸ブレを防ぎます。それにより麻酔した後に痛みが増したもしくは強くなったという事がなくなります。
当医院ではより安心して治療を受けていただくためにこのユニットを導入しております。
このユニットと、水、タービンが合わさり始めて理想的な治療が行うことができるようになります。
その他の設備のご紹介
マイクロスコープ - Bright Vision LED –
歯の根の中や歯と歯ぐきの隙間は、肉眼で見ることができない場合も多く、通常、手探りや感覚に頼って治療が行われます。しかし、マイクロスコープを使用することによって、肉眼では見えない歯の根の中や歯と歯ぐきの隙間を高倍率で確認することができるようになります。このことによって、肉眼での治療のように、不要に削り過ぎていたり、逆に細菌に感染した組織を除去しきれていなかったりすることがなく、最小限の侵襲(Minimum Intervention)による治療を行うことができます。
また、肉眼では確認しにくい歯のひびや歯質と人工歯の境目の適合度合いを確認するのにも非常に有効な医療機器です。
咬合器 - PROTAR evo –
咬合器とは、顎の動きや咬み合わせの位置を模型上で再現するために使用する装置です。
デジタルレントゲン - Degital Roentgen –
従来のフィルムと比べ、被曝量が約10分の1と少なく、現像を必要としないので、撮影後即座にモニターで見ることができます。
光と音響の美容マシーン - Beam on –
光と音響の美容マシーン「Beam on」は、4種類の波長の光を発光する超高輝度LEDと音響振動の発振機能を持つシステムです。
この超高輝度LED光照射装置は、もともと皮膚科の治療用として開発されたもの。高輝度LED光はこれまでアンチエイジングの施術に使われてきた高周波、イオン導入、 レーザーなどと比較して安全性、効果、コストのいずれも優れています。
針のない注射器 - Syrijet –
シリジェットは、高圧力のジェット噴流で麻酔薬を浸透させる「針が無い注射器」です。
レーザー虫歯診断装置 - DIAGNOdent –
ダイアグノデントは、歯質に当てたレーザー光の反射を解析し、歯質の変化を高精度で解析。視診・触診やX線などによる診断よりも高い確率で初期カリエスを発見します。
超音波スケーラー - P-max –
歯石を除去する器具をスケーラーといいます。超音波スケーラーは、超音波振動で歯石を細かく砕き、除去することができます。
ホワイトニング照射器 - ZOOM! Advance –
ZOOM! Advanceは、ホワイトニング先進国のアメリカで、圧倒的なシェアを誇るホワイトニングシステムです。
印象材自動練和器 - SPINKLEⅡ-
歯の型をとる材料を印象材といいます。スピンクルを使用することで、練りムラや気泡のない均一な印象材になります。
切削機器洗浄器 - QUATTROcare –
歯を削るタービンやエンジンといった切削機器はこまめに洗浄と注油をします。切削機器の清潔さと精度の安定には欠かせないメンテナンス機器です。
高圧蒸気滅菌器 - Dentclave –
高温高圧の飽和水蒸気による滅菌処理のための装置です。オートクレーブとも呼ばれます。
感染予防
患者様を感染から守るために、器具は徹底した消毒、滅菌を行い、使用する直前までパックで密封しておくシステムをとっています。また、グローブは患者様ごとに取り替えます。
生体情報モニタ
心電図、呼気波形、心拍数、脈拍数、酸素飽和度などを測る医科用装置です。インプ ラント手術時などに患者様の状態を正確に把握することができます。