当院の部分入れ歯
当院の部分入れ歯は、4つに分けられます。それぞれ特徴があり、患者様のお口の状態やニーズに適した部分入れ歯をご提案させていただきます。
部分入れ歯の種類
当院の部分入れ歯は、4つに分けられます。それぞれ特徴があり、患者様のお口の状態やニーズに適した部分入れ歯をご提案させていただきます。
バネを使わない【ノンクラスプデンチャー】
クラスプというのは土台となる歯にかける【バネ】のことを言いますが、そのバネを使わずにレジンと呼ばれる樹脂を用いて入れ歯を作成します。
当院では、バルプラスト・エステショットと呼ばれるノンクラスプデンチャーを用意しておりますが、多数の欠損歯に対して補うことは出来ないのですが、適応範囲が限られています。
ノンクラスプデンチャーのメリット
- 金属のバネを使用しないので、審美的に優れている
- 金属のバネを使用しないので、土台となる歯への負担を軽減することが出来るノンクラスプデンチャーは、歯茎の色もしくは透明色の為同化しますので、【入れ歯をしているとが気づかれにくい】ということが言えるでしょう。
テレスコープ義歯(入れ歯)
テレスコープとは、ドイツで古くから使用されている、最も信頼の高い精密な入れ歯製作技法です。コーヌスクローネ義歯、リーゲル義歯、レジリエンツ義歯などの総称になります。
テレスコープ入れ歯は、通常の入れ歯のようにクラスプ(バネ)で歯に維持(固定元)を求めるのではなく、内冠と外冠という二重の冠を使用し、摩擦の力で固定する入れ歯です。 同じ形のコップを重ね合わせると、外れにくいのと同じ原理になります。
コーヌス義歯
コーヌス義歯は、内冠と外冠の二重冠による摩擦力で入れ歯を固定する部分床義歯です。二重冠による固定方式は、金属のバネ(クラスプ)が必要ないため、見た目が自然で美しく、しっかりと噛むことができます。
残っている歯の本数が少ない場合(1~3本)の場合には、固定方式は同様ながらも見た目が総入れ歯と同じになるレジリエンツ義歯となります。
リーゲル義歯
リーゲル義歯は、二重冠の摩擦力に加え、開閉式の閂(かんぬき)で入れ歯を固定します。
コーヌス義歯とリーゲル義歯のどちらが適しているかは、お口の中の状態や残っている歯の本数や位置によって異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
テレスコープ入れ歯のメリット
- クラスプ(バネ)がないため、目立ちにくく、審美的な機能的回復が可能
- 残っている歯への負担が少なく、しっかりと固定されるため、機能的にも優れている
- ものを噛む感覚が通常の入れ歯と比べ格段に良く、ご自分で外すこともでき、夜間も装着したまま寝ていただくことも可能
- 歯に動揺があっても作製することが可能で、製作時に残っていた歯を抜歯することになっても、入れ歯を修理してそのまま使うことができる
金属を使用した部分入れ歯【金属床部分入れ歯】
部分入れ歯を支える土台の歯に、金属のバネをかけて部分入れ歯を安定させるのが、【金属床部分入れ歯】です。
コバルトクロームやチタンなどの金属を使用して作成するので、非常に頑丈な部分入れ歯を作成することが出来ます。
金属床部分入れ歯のメリット
- 保険の入れ歯よりも、厚みを薄くすることができ熱の伝わりが良い。
- とても頑丈なので、変形しにくく割れにくい
総合的に優れた入れ歯をご提案します。
一概に、審美的に優れた入れ歯や土台となる歯に負担をかけない部分入れ歯を作成したとしても、噛めない・装着感が悪い・発音がしにくいなどの問題があっては、部分入れ歯を作成しても台無しになってしまいます。
当院では、審美的・機能的双方を意識した総合的な入れ歯をご提案いたしますので、歯を失ったけどインプラントはちょっと・・・、入れ歯をしている事がわからない部分入れ歯を作成したいなど、お悩みのある方は是非一度当院へご相談ください。