医療広告ガイドラインへの対応について
医療法人伯松会 浜松町歯科・矯正治療院では医療広告ガイドラインに則って情報発信することを宣誓します。
医療広告ガイドライン限定解除要件にしたがって、以下の項目を記載します。
当院で掲載している症例について
当院が作成するホームページは、症例に対する事実をお伝えするために、患者様の了承を得て、症例掲載をしています。
医療広告ガイドラインの限定解除要件に則って、患者様に正確な情報を提供することに努め、指摘があった場合は速やかに訂正致します。
限定解除要件については、以下の通りです。
限定解除要件の抜粋
令第1条の9第2号に規定する「治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等を広告をしてはならないこと」とは、いわゆるビフォーアフター写真等を意味するものであるが、個々の患者の状態等により当然に治療等の結果は異なるものであることを踏まえ、誤認させるおそれがある写真等については医療に関する広告としては認められないものであること。
また、術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容、費用等に関する事項や、治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等の詳細な説明を付した場合についてはこれに当たらないものであること。
さらに、当該情報の掲載場所については、患者等にとって分かりやすいよう十分に配慮し、例えば、リンクを張った先のページへ掲載したり、利点や長所に関する情報と比べて極端に小さな文字で掲載したりといった形式を採用しないこと。
医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)より引用医療広告ガイドラインに則った治療のご説明
噛み合わせ治療・顎関節症の治療
噛み合わせ治療とは、不正咬合(悪い噛み合わせ)を改善するために行う治療です。
噛み合わせが悪いと、顎関節症への負担が強くなり、顎関節症を発症しているケースが多くあります。
咬合検査(レントゲン写真・CT撮影・顎運動の検査・開口量・顔貌写真撮影・口腔内写真撮影・印象採得(型取り)・石膏模型作成・フェイスボウトランスファーによる上顎歯列の位置関係の再現・姿勢検査など)を行い、噛み合わせの問題を発見することが最も重要です。
発見された噛み合わせの問題を解決するために、矯正治療・欠損補綴(インプラントや義歯)・歯冠修復(クラウンの調整や再作製)・歯周治療・う蝕治療を行います。
噛み合わせ治療は特別な治療があると考えられがちですが、噛み合わせは概念及び機能です。問題を明らかにするための検査が最も重要であり、治療法(手段)は歯科医院で行われる治療方法と変わりはありません。
当院では整体による全体的な調整を行いますが、これは噛み合わせ治療後に行う整体的アプローチになるため、整体のみの治療は行いません。
本格的に整体が必要な場合は、整体師と連携を取って当院で施術を行うこともあります。
治療費用 ※公的医療保険が適用されません
咬合診断、分析 | 55,000円(税込) |
---|---|
3D検査(顎関節、顎運動) | 176,000円(税込) |
模型作成 | 8,800円(税込) |
咬合調整 | 22,000円(税込) |
顎関節症用スプリント | 44,000円(税込) |
顎関節症用金属スプリント | 187,000円(税込) |
※噛み合わせの治療は様々な治療法を用います。必要な治療は、各種治療費を参照下さい。
※整体の費用は全て治療費に内包されています。
治療期間
治療期間は治療の内容によって異なりますが、検査の来院回数は2回〜3回です。
※治療を進めていく上で必要な場合は再検査をすることもあります。
副作用やリスク
- 噛み合わせの検査は種類が多いため、2回に分けて行います。
- 噛み合わせ治療後は、噛む位置が変わります。その影響でお口の中や唇を噛んでしまう可能性があります。
- 欠損歯がある噛み合わせ治療でインプラントを選択された場合は、外科治療を伴います。(詳しくはインプラントをご覧ください)
矯正治療
矯正装置を歯に装着し、歯及び骨に力を加えて動かします。
審美的な問題だけではなく、噛み合わせの改善や顎関節症の治療の一環として矯正治療を用いることがあります。歯列の改善によって、口腔内の清掃性が高まる利点があります。
子供の場合は、歯列を整えるだけでなく、顎の成長を促すための1期治療と永久歯が生え揃って大人と同じような矯正をする2期治療にわかれます。
顎の成長が不十分ですと、歯並びが悪くなる原因になったり、悪い噛み合わせになる可能性もあります。定期検診を通して、変化に気付くことができれば、歯科医院側からご提案させていただくことができます。
また、定期検診をすることで親御さんが気になったときすぐにご相談いただけるメリットもあります。
治療費用 ※公的医療保険が適用されません
成人矯正
矯正治療検査費用 | 44,000円(税込) |
---|---|
顎関節症の検査 | 66,000円(税込) |
装置制作用印象採得 | 5,500円(税込) |
全顎唇側矯正 | 880,000円(税込) |
インビザライン | 1枚目 88,000円(税込) 2枚目以降:55,000円 / 1枚(税込) |
片顎矯正 | 550,000円(税込) |
セラミックブラケット | 治療費+110,000円(税込) |
保定装置 | 22,000円(税込) |
調整費用 | 3,300円 / 1回(税込) |
小児矯正
床矯正 | 165,000円(税込) |
---|---|
3Dモジュール | 330,000円(税込) |
3Dブラケット | 820,000円(税込) |
ブラケット | 660,000円(税込) |
※検査料は成人矯正と同様になります。
治療期間・回数
不正咬合の状態や全顎・片顎によって異なりますが概ね6ヶ月〜3年程度です。
また、う蝕や歯周治療などを入れると治療完了までに時間を要する可能性があります。
副作用やリスク
- 矯正装置によって、発音が難しい、口腔内に傷ができてしまう可能性があります。
- 矯正治療の特性上、歯を動かす際に痛みを感じることがあります。
- ブラケット装置を使用した場合は、歯磨きが難しく、定期検診時のクリーニングを受けないと虫歯や歯周病になるリスクがあります。
- 矯正装置の中には金属製のものがありますので、金属アレルギーのある方は、必ず申し出下さい。
- インビザラインではアタッチメントを使用して歯を動かします。そのため、マウスピースだけで治療を行うことはできません。
- インビザラインでは使用時間を守らないと、治療計画通りに進まない可能性があります。
インビザライン(薬機法対象外について)
浜松町歯科・矯正治療院では、マウスピース型矯正装置「インビザライン」を用いた矯正治療を行っています。この装置は「医薬品医療機器等法(薬機法)」対象外となります。医療広告に関する限定解除要件を満たすために以下の4つについて記載を致します。
未承認薬品等であることの明示
マウスピース型矯正装置「インビザライン」は、薬機法上の承認を得た装置ではありません。インビザラインのシミュレーションツールであるクリンチェックは薬機法上の承認を得ています。
入手経路等の明示
マウスピース型矯正装置「インビザライン」は、米国に本社があります、アライン・テクノロジー社の製品となります。浜松町歯科・矯正治療院は、アライン・テクノロジー社を通じて入手及び利用しております。
国内の承認医薬品などの有無の明示
マウスピース型矯正装置はインビザラインに関わらず、様々なものが存在しています。その中にも、いくつかは国内で薬事承認されています。
日本で医療機器としての矯正装置と認められる条件として、「薬事承認されている材料を使用して、日本の国家資格を持った歯科医師や歯科技工士が作製したもの」「薬事承認された既製品」である必要があります。
したがってインビザラインはそのどちらにも該当していない製品と言えます。
諸外国における安全性等に係る情報の明示
インビザラインは、全世界で900万以上の症例数を持つ治療システムです。歯科矯正が潜在的に持つリスク以外でインビザラインに固有の重大な副作用の報告はありません。
※インビザラインは、日本においては薬機法の承認を受けておりませんので、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
虫歯治療・根管治療
虫歯治療及び根管治療は、細菌が出す酸及び飲食などの生活習慣によって口腔内が酸性に傾く時間が長くなることで歯質が溶かされてしまいます。これが虫歯の原因と概要となります。
表記は違いますが、根管治療も虫歯治療になります。
違いは何かと言うと、根管治療は虫歯菌によって歯の神経が死んでしまったり、歯の根が感染してしまった場合に、歯の神経の除去、歯根の清掃、消毒、根管充填、被せものといった、精密な治療が求められます。
マイクロスコープを使用したり、ラバーダムといった唾液による感染を防ぐなど、丁寧な治療を行う必要があります。
目的としては、歯の保存を目指すことです。
天然歯には歯根膜があり、抜歯をしてしまうと歯根膜がなくなるため、噛む感触や細菌への抵抗力が減ってしまいます。
虫歯治療や根管治療を駆使することで、天然歯の恩恵を受けられるように努力します。
治療費用
保険診療で対応可能
保険診療で認められていない材料を使用する場合は自由診療となります。詳細の金額は以下です。
公的医療保険対象外の治療 マイクロスコープ、ラバーダム、Nitiファイル、MTAセメント、消毒剤 |
110,000円(税込)/ 1歯 |
---|---|
ジルコニアセラミック 治療後の被せもの |
176,000円(税込)/ 1歯 |
高強度ガラス製セラミック 治療後の被せもの |
110,000円(税込) / 1歯 |
フルジルコニア 治療後の被せもの |
88,000円(税込) / 1歯 |
ジルコニアインレー 治療後の詰め物 |
66,000円(税込) / 1歯 |
セラミックインレー 治療後の詰め物 |
55,000円(税込) / 1歯 |
ハイブリッドインレー 治療後の詰め物 |
44,000円(税込) / 1歯 |
治療期間・回数
治療期間は症例によって異なります。
- 虫歯治療:2〜3回
- 根管治療:2〜5回
- 詰め物・被せ物:2回
- 合計 :4回〜7回の来院
※治療の内容、歯の状態によって回数が変わります。
副作用やリスク
- 必ず歯が保存できるわけではありません。
- 虫歯は再発します。(上からだけでなく、歯間部からも発症します。)
- 噛み合わせによっては、治療した歯が割れてしまう可能性があります。したがって、噛み合わせの調整も重要です。
- 根管の本数、歯の状態によっては治療が長引く可能性があります。
インプラント治療
歯を失った部分を補う治療です。
インプラント体を埋入し、骨と結合するのを待った後、結合を確認できた上で上部構造をセットしていきます。
そのため、骨とインプラント体の結合(オッセオインテグレーションといいます。)をするために一次手術。結合後に上部構造を取り付ける二次手術に分かれることが一般的です。
天然歯と同じような咀嚼機能や審美機能を回復することができるため、保険適応外ではありますが、欠損補綴治療の選択肢としてあげられます。 口腔内の状態や持病などを考慮して、インプラントをおすすめしない場合もあります。
問診時には必ず、持病など正確にお答えくださるようご協力をお願い致します。
治療費用 ※公的医療保険が適用されません
インプラント基本検査 (CT撮影など) |
33,000円(税込) |
---|---|
サージカルガイド | 44,000円(税込) |
インプラント植立 | 220,000円(税込) |
インプラント上部 | 220,000円(税込) |
インプラント仮歯 | 33,000円(税込) |
矯正用インプラント | 110,000円(税込) |
ロケーター | 110,000円(税込) |
サイナスリフト (骨造成) |
220,000円(税込) |
ソケットリフト (骨造成) |
66,000円(税込) |
治療期間・回数
- インプラント埋入:2〜3回の通院(検査・埋入等を含む)
期間で考えた場合:3ヶ月〜6ヶ月程度 - 上部構造の作成:2回〜3回の通院
- 骨造成が必要な場合:2〜4回の通院
期間で考えた場合:3〜6ヶ月
※あくまでも目安としてお考え下さい。
副作用やリスク
- インプラント治療は、入れ歯・ブリッジ治療とは異なり保険適用外となります
- 骨の成長途中のお子さんは、インプラント治療はできません。
また、痛み止め、抗生物質等を使用するため、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、インプラント治療を控えてください。 - 心臓の疾患、骨粗鬆症などの方は、内科的な側面からインプラント治療に適さない場合があります。
また、血圧の薬なども治療に影響する場合があるので、治療前に歯科医師に申告してください。 - インプラント治療は、入れ歯の治療とは異なり、外科手術を行う必要があります。
手術では、今までは問題がなかった神経や血管などにも手を加えることがあるため、リスクが生じます。
また、手術自体受けられない場合もあります。 - 免疫力や抵抗力が低下しやすく、歯周病の発生リスクが高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方、あごの骨が足りない方、喫煙者の方は、事前に生活習慣の改善・治療が必要な場合があります。
- インプラント治療は、あごの骨に穴をあけて人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を被せます。
インプラントが骨に接着するまでに約3カ月~6カ月の治癒期間を要します。
また、インプラントを埋め込む骨の厚みを増やす手術を行う場合は、さらに治療期間がかかります。 - インプラント手術の際に下顎神経に触れた、もしくは近かったなどの影響により、下歯槽神経の損傷(知覚異常や鈍麻)を起こす場合があります。
インプラントによる神経の圧迫・損傷・切断がある場合は、インプラントを撤去します。
状況によっては、経過を見る場合や、内服薬で治療を行う場合もあります。 - 上あごにインプラントを埋める際に、上顎洞を破るリスクがあります。
手術した時に感染が生じると蓄膿症になる場合があります。
この場合、インプラントを除去することがあります。
また、蓄膿症になった場合、耳鼻咽喉科で治療を受ける必要が生じることがあります。 - インプラント手術直後は、違和感・痛み・腫れ・出血などが発生する場合がありますが、大半は2~3日でおさまります。
- 歯がない箇所のリカバリー治療では、欠損箇所のみの治療ではなく、全体の噛み合わせを考慮した方針を選択することをおすすめします。
- インプラント治療後は、定期検診とメインテナンスを継続する必要があります。
インプラントは人工物であるためむし歯にはなりませんが、日ごろから丁寧なメインテナンスが必要です。
また、口の中の衛生状態が悪いと、インプラント周囲炎という病気にかかる可能性があります。
審美歯科治療
入れ歯治療は失った歯を補う補綴治療と言います。。
部分的な欠損を補うための部分入れ歯、無歯顎(歯を全て失った場合)は総義歯で補います
ホームページ上に掲載している義歯に関しては、保険診療で認められていないものが掲載されています。
- テレスコープデンチャー(コーヌス・リーゲル)
- 金属床義歯
- エステショット、バルプラスト
- インプラントオーバーデンチャー
- 第三の補綴「3DR」
これらは、すべて保険適応外の入れ歯になります。それぞれ各ページ内で詳細を記載していますので、ご覧ください。
治療費用 ※公的医療保険が適用されません
部分入れ歯
コーヌステレスコープ義歯 | 1歯220,000円(税込)×本数 +片側床275,000円(税込) +両側床660,000円(税込) |
---|---|
リーゲルテレスコープ義歯 | 1歯220,000円(税込)×本数 +片側床275,000円(税込) +両側床660,000円(税込) |
3DR | 330,000円(税込) |
ノンクラスプデンチャー (エステショット、バルプラスト) |
片側2歯 110,000円(税込)) 両側4歯 176,000円(税込)) 1歯追加 22,000円(税込)) 金属補強 44,000円(税込) |
金属床部分義歯 | 片側 385,000円(税込) クラスプ 22,000円(税込) |
総義歯
金属床義歯 | 385,000円(税込) |
---|---|
精密入れ歯 | 550,000円(税込) |
精密入れ歯+白金加金床 | 770,000円(税込) |
BPSエステティックデンチャー | 550,000円〜770,000円(税込) |
インプラントオーバーデンチャー 入れ歯代金+ロケーターインプラント |
110,000円(税込) |
※精密入れ歯の精密とは、上下即時やイボカップ重合と呼ばれる、保険診療適応外の機器・材料・工程を経て作られる入れ歯のことを指します。精密だから、確実に違和感がなく、噛める入れ歯になることを保証するものではありません。また、精密という表記は、購入を促す意図ではありません。
治療期間・回数
テレスコープデンチャー(コーヌス・リーゲル)
回数:4回〜7回(診査診断、印象採得、義歯作製、調整含む)
期間:2ヶ月〜4ヶ月(症例によって変動)
金属床義歯
回数:3回〜6回(診査診断、印象採得、義歯作製、調整含む)
期間:2ヶ月〜3ヶ月(症例によって変動)
金属床義歯
回数:3回〜6回(診査診断、印象採得、義歯作製、調整含む)
期間:2ヶ月〜3ヶ月(症例によって変動)
ノンクラスプデンチャー(エステショット・バルプラスト)
回数:2回〜4回(診査診断、印象採得、義歯作製、調整含む)
期間:1ヶ月〜2ヶ月(症例によって変動)
金属床総義歯
回数:3回〜6回(診査診断、印象採得、義歯作製、調整含む)
期間:2ヶ月〜3ヶ月(症例によって変動)
精密入れ歯
回数:3回〜6回(診査診断、印象採得、義歯作製、調整含む)
期間:2ヶ月〜3ヶ月(症例によって変動)
BPSエステティックデンチャー
回数:4回〜7回(診査診断、印象採得、義歯作製、調整含む)
期間:2ヶ月〜4ヶ月(症例によって変動)
インプラントオーバーデンチャー
回数:3回〜6回(診査診断、印象採得、義歯作製、調整含む)
期間:2ヶ月〜4ヶ月(症例によって変動)
副作用やリスク
- テレスコープデンチャーは健全な歯を用いて入れ歯の負荷を分散させるため、歯を削らなければなりません。
- ノンクラスプデンチャーは素材の性質上、使い続けることで経年的に緩んでしまう可能性があります。
- インプラントオーバーデンチャーはインプラント埋入手術が必要になります。治療は麻酔を用いて行います。
- 金属アレルギーの方は、金属を使用しない義歯を提案しますので、問診時に必ずお伝え下さい。
審美歯科治療
審美歯科治療は、日本で定められた科目ではありません。
審美歯科は主に、歯並びを良くする・歯の形を整える・歯の色を白くする・銀歯をセラミックスの人工歯に変更するなど、口元の見た目の部分を改善していきます。
一方、審美歯科と標榜されてる治療内容は、美容目的と思われていますが、本来の審美歯科は、見た目だけでなく機能面の改善を考慮して治療をすることが重要です。
一般財団法人日本歯科審美学会(医療広告ガイドラインに関するQ&A、A3-18の項目に記載の通り、誤認を与えられると考えられ、広告は不可)では審美歯科及び歯科審美学について詳しく説明があります。
正しい審美歯科を知っていただくためにも、ぜひご覧ください。
一般財団法人日本歯科審美学会
セラミッククラウン
臼歯部や前歯部にセラミックの被せものをして審美的修復をします。
銀歯のやり変え、矮小歯(生まれつき小さい歯)、ホワイトニングでは白くならない歯(テトラサイクリン歯など)の審美回復に対して行われる治療です。
※虫歯治療や根管治療によって歯冠修復が必要な場合でも、セラミッククラウンを選択することができます。
セラミックインレー
銀の詰め物を白いセラミックにやりかえる治療です。
審美的な問題を改善していく治療です。
※虫歯治療時の詰め物が必要な場合でも、セラミックインレーを選択することができます。
ラミネートベニア
付け爪のようなセラミックを歯に貼り付ける方法で、歯を白くする治療方法です。
ホワイトニングでは白くならない歯や歯の形態改善など、主に前歯部に用いられます。
※この治療法は歯の表面を一層削ります。
セラミック矯正
補綴矯正と言って、補綴物で歯列を整える治療です。
歯の神経を保存しながら、セラミックを被せて歯並びを整えるため、治療期間が矯正歯科に比べて短いことが特徴です。
※この治療法は神経を取らなければならないため、当院では余程の事由がない限り、矯正歯科をご提案しています。
オフィスホワイトニング
ホワイトニング剤を歯に塗布し、光を照射することで歯を白くしていく方法です。
白くなる仕組みは、ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素による有色物質の分解作用によって色素が減らすことです。
これが歯が白くなる簡単な仕組みです。
ホームホワイトニング
マウスピースを作成し、その中にホワイトニング剤を流し込んで装着することで、歯を白くしていく方法です。
仕組みはオフィスホワイトニングと同様ですが、オフィスホワイトニングのように光を当てないため、白くなるためには時間が必要です。
治療費用 ※公的医療保険が適用されません
セラミッククラウン
ジルコニアセラミック | 143,000円〜196,000円(税込) / 1歯 |
---|---|
高強度セラミック | 110,000円(税込) / 1歯 |
フルジルコニアセラミック | 88,000円(税込) / 1歯 |
セラミックインレー
ジルコニアインレー | 66,000円(税込) / 1歯 |
---|---|
セラミックインレー | 55,000円(税込) / 1歯 |
ハイブリッドインレー | 844,000円(税込) / 1歯 |
ラミネートベニア
ジルコニアセラミック | 121,000円(税込) / 1歯 |
---|---|
高強度セラミック | 88,000円 (税込)/ 1歯 |
ホワイトニング
オフィスホワイトニング | 29,700円 (税込) / 1回 |
---|---|
ホームホワイトニング | 22,000円(税込) / 1回 |
ホームホワイトニング薬液追加 | 5,500円(税込) |
ホームホワイトニングトレーの再作製 | 7,700円(税込) |
治療期間・回数
セラミッククラウン
回数:2回〜3回(診査診断、印象採得含む)
期間:1ヶ月〜3ヶ月(症例によって変動)
セラミックインレー
回数:2回〜3回(診査診断、印象採得含む)
期間:1ヶ月〜3ヶ月(症例によって変動)
ラミネートベニア
回数:2回〜3回(診査診断、印象採得含む)
期間:1ヶ月〜3ヶ月(症例によって変動)
セラミック矯正
回数:2回〜3回(診査診断、印象採得含む)
期間:1ヶ月〜3ヶ月(症例によって変動)
オフィスホワイトニング
回数:1回(虫歯や歯周病がある場合はこの限りではありません。)
期間:即日(どれくらい歯を白くしたいかによって変動)
ホームホワイトニング
回数:薬剤がなくなるまで
期間:薬剤がなくなるまで
(更に白くしたい場合は、薬剤を追加購入していただき、また薬剤がなくなるまで仕様を続けて頂く形になります。)
副作用やリスク
- セラミックインレー・クラウン問わず、歯を削ります。
(虫歯治療でも削り、インレー・クラウンをセットするために少し削る量が多くなります。) - ラミネートベニアは、歯の表面を一層削ってセラミックの付け爪を貼る治療のため、歯を削らなければならないことをご了承下さい。 歯を削りたくない且つ、歯並びを治したいと考えたら、矯正歯科をご検討ください。
- 歯髄(歯の神経)がない歯は、強度が下がります。 噛み合わせによっては、割れてしまったり欠けてしまう可能性があります。
- セラミック矯正は基本的に歯の神経を保存しますが、状態によっては歯の神経を抜く治療が必要になる場合があります。長期的なメリット・デメリットを考慮して選択することを強くおすすめします。
- セラミックインレーやセラミッククラウンは素材的にプラークが付着しにくくなりますが、虫歯にならないわけではありません。また、予防効果が高いことを保証するものでもありません。定期的なメンテナンスによって、虫歯を予防しましょう。