コラム寝ている間に治療終了「睡眠無痛治療」
当院では、歯科治療に強い不安や恐怖心をお持ちの方のために、「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」という方法をご提案しています。これは、腕から点滴で鎮静剤を投与し、うとうとと眠っているような状態で治療を受けていただける方法です。治療中の痛みや不快感がほとんどなく、目が覚めた時には「気がついたら治療が終わっていた」と感じる方も多くいらっしゃいます。
また、お口の奥に器具が入ると吐き気を感じてしまう「嘔吐反射」が強い方にも非常に効果的です。治療中の記憶がほとんど残らないのも、精神的なストレスを軽減できる大きな特長です。
「歯の治療が怖くてずっと行けなかった」「どうしても苦手意識が消えない」——そんな方もご安心ください。当院では、治療の内容だけでなく、不安な気持ちにもしっかり寄り添い、リラックスして治療を受けていただける環境づくりを大切にしています。
コラムボロボロの歯、噛み合わせが原因になることも!
歯がボロボロになる原因は、虫歯や歯周病が悪化することが主ですが、実は、虫歯や歯周病を悪化させているのは「噛み合わせ(咬合)」に原因がある場合があります。そのため、いくら虫歯や歯周病の治療をしたとしても、また同じような状態になってしまうことがあります。
正しくない咬み合わせは長期的に見ると次のような問題を生むことがあります。
■歯が折れる・割れる
噛む力が一部の歯に集中してしまうと、歯の根っこに負担がかかり、最悪の場合、歯が割れてしまうことも。割れた歯は残すのが難しく、抜歯になることもあります。
■詰め物や被せ物が取れる・壊れる
不自然な噛み合わせによって、せっかく治療した被せ物や詰め物が割れたり外れたりしやすくなります。また、隙間が生まれそこから虫歯菌が侵入し、再発の原因になることも。
■歯ぐきや骨への負担
力が偏ることで歯を支えている骨や歯ぐきにもダメージが加わり、歯周病が進行しやすくなったり、歯がグラグラしてくることもあります。
当院は「噛み合わせ」を基本にした治療を行っています。何度も再発している方、原因が分からないと言われてしまった方、一度、異なる方向からの診断を受けてみませんか?
〜「もう無理かもしれない」と感じている方へ〜
長い間、歯のことで悩んできた方の中には、日常生活にも支障をきたしている方が少なくありません。当院にも、こんなお悩みで来院される方がいらっしゃいます。
・「人前で思いきり笑えない」
・「言葉がうまく発音できない」
・「食事を心から楽しめなくなった」
これらの背景には、虫歯や歯周病を長い間、放置してしまったこと、そしてそれ以上に、「歯医者が怖い」「過去の治療でつらい思いをした」という心の傷や不安があることが少なくありません。実際に患者さんからよく伺うのは、次のような過去です。
・治療中の激しい痛みが忘れられない
・自分の気持ちを聞いてもらえず、一方的に治療が進められた
・費用の説明が曖昧で、不安なまま高額な治療を勧められた
こうした体験が、「もう二度と歯医者に行きたくない」と感じさせ、結果的に歯の状態がさらに悪化してしまう悪循環につながっています。
私たちは、そんなあなたの「一歩」を支えたい。
どんなに歯の状態が悪くても、どんなに長く放置してしまっていても、私たちは決して責めることはありません。あなたのペースで、あなたの気持ちを大切にしながら、「ここなら大丈夫」と思っていただけるような治療環境を整えています。
このページでは、当院が行っている総合的な治療の流れや、不安をやわらげる取り組みについて詳しくご紹介します。どうか、少しだけ勇気を出して読み進めてみてください。
治療時の痛みを極限まで軽減
歯科治療には「痛い」「不快」「怖い」といったイメージがあります。当院ではさまざまな方法によって、痛みや不快感、恐怖心を極限まで軽減しています。
取り組み1表面麻酔
注射をする部位に、前もって麻酔液をしみ込ませます。これによって、注射時の痛みが軽減します。
取り組み2麻酔液の温め
体温と麻酔液の温度の差は、痛みの元となります。
そこで当院では「カートリッジウォーマー」と呼ばれる機器で麻酔液を温めてから使用します。
取り組み3極細の針
注射針が細いほど、注射時の痛みを感じにくくなります。当院では、医療機関向けに販売されている注射針の中で、もっとも細い針を使用しています。
取り組み4痛みを感じにくい部位に針を入れる
お口の中には痛みを感じやすい部位と感じにくい部位があります。当院では、痛みを感じにくい部位を見極めて注射をします。
コラム5倍速コントラで「不快感」を軽減
多くの歯科医院では、歯を削る際には「タービン」というドリルを使用します。タービンの「キュイ〜ン」という音や振動を、不快に感じる患者さんは少なくありません。
そこで当院では「5倍速コントラ」という機器でドリルを削っています。5倍速コントラはタービンに比べて、歯を削る音や振動が最小限に抑えられ、患者さんの不快感が軽減されます。
「説明責任」「必要な治療だけのご提案」を徹底しています
私たちは「治療の方針を決めるのは患者さんご自身」であるべきと考えています。もちろん、お口の専門家としてご提案はします。でも、最終的に「どうしたいか」を決めるのは、患者さん自身です。
なぜなら、治療は患者さんの身体に直接関わるものであり、歯科医師が勝手に判断して治療を進めるようなことがあってはならないと考えているためです。
また、当院では一つの選択肢だけを押しつけることはしません。それぞれの治療法の特徴やメリット・デメリットをわかりやすくご説明したうえで、複数の「必要十分」な治療方法をご提案します。その中から、あなたのご希望や生活スタイルに合ったものを一緒に選んでいきましょう。
「総合的/専門的」な治療ができる体制
ボロボロの歯の治療は、簡単な治療ではありません。様々な問題が絡んでいることがあるため、綿密な診断と治療計画の立案、そして総合的な治療が必要になるケースが多くあります。そのため、的確な検査や診断ができる環境、そして総合的な治療ができる環境が必須になります。簡単に当院の「環境」をご紹介します。
的確な「検査+診断」ができる環境
当院では、マイクロスコープ、CTスキャン、光学スキャナといった精密機器を積極的に導入しています。精密機器は人ので手で不可能なことを可能にしてくれるため、治療の精度が大幅に向上し、同時に治療期間の短縮に繋がります。精密機器を利用することで、より迅速かつ効果的な治療が可能となり、患者さんの負担を最小限に抑えることができます。
「総合的」な治療ができる環境
当院では一般的な歯科治療から、次のような専門的な治療にも対応しています。
✅噛み合わせ治療
✅全身のバランスを整える整体
✅ドイツ式の超精密入れ歯
✅米国式根管治療
✅他院の治療のリカバリー
✅短期集中治療 など
患者さんの「こうしたい」に応えることができる幅広い治療に対応しています。また、他院で「対応できない」と言われたケースの受け入れ施設にもなっていますので、安心してご来院ください。
最後に、「ボロボロの歯」で悩みの患者さんへ
「歯がボロボロで、もうどうにもならないかもしれない」
そんなふうに思い込んで、一人で悩み続けてはいませんか?
でも、どうか諦めないでください。
たとえどんな状態でも、きちんとした歯科治療を受ければ、美しく、しっかり噛める歯を取り戻すことは可能です。
今すぐに治療を始める必要はありません。
まずは、当院の雰囲気を見に来ていただくだけでも大丈夫です。
私たちは、強引に治療を勧めたり、無理に契約を迫るようなことは決していたしません。
「どんな先生なのか見てみたい」
「相談だけでもいいのかな?」
そんな気持ちで構いません。
不安な気持ちや迷いがあるときこそ、まずは一歩、話をしに来てみてください。
あなたの気持ちに寄り添いながら、一緒にこれからを考えていきます。
当院の「こだわりの治療体制」のご紹介
当院は通常の歯科治療の他、他院では対応できなかった難症例を積極的に受け入れております。難症例の多くは、「歯科」という狭い領域では対応できないものも存在しますので、当院では「噛み合わせ」そして「整体」などの領域からもアプローチすることで、多くの難症例を改善に導いています。
セミナー/論文多数
院長の松木は、歯科だけでなく医科の分野にてセミナー講演や論文の執筆等を行い、同業者の育成も行っています。
「難症例」受け入れ施設
他院では対応できなかったケースの受け入れ先となっています。また、他院でうまくいかなかったケースのリカバリーも積極的に行っています。
スポーツの世界大会召集の整体師との連携
在籍(浜松町院のみ)の整体師・医学博士は各国の代表チームのメディカルアドバイザーを務めた経験があります。
一般的な医院と当院との「違い」
他院で「ダメ」と言われても、まだ諦めないで!
なぜ、他院では下記のように言われてしまうことがあるのでしょうか?
それは「問題の原因が把握できていない」からです。もちろん、当院でも対応できないケースはありますが、他院で対応できないと言われたケースでも、改善できたケースは多くあります。
特に「噛み合わせ」や「全身のバランス」に関係している問題は、多くの医院で専門的な診断や治療は対応できません。専門的なトレーニングを受けていないためです。
噛み合わせに起因する問題は多岐にわたります。
- 顎関節症・歯ぎしり・食いしばり
- 虫歯や歯周病の悪化・再発
- 歯や被せ物が割れる
- 歯並びの悪化
- 歯が徐々にボロボロになる
- 不定愁訴(肩こり、頭痛など)
これらの問題でお悩みの方、一度ご相談下さい。次に紹介するような精密な診断で問題を特定し、適切な治療で改善させます。
デジタル式顎運動計測装置
デジタル式顎運動計測装置(アルクスディグマ)とは顎関節の位置、上下の咬み合わせの状態を超音波にて三次元的に顎の運動を測定できる装置です。主に顎関節治療、咬み合わせ治療、矯正治療に使われます。顎が痛い、噛んだ感じが変、噛む位置がわからないなど全体的な歯科治療に特に必要となります。
姿勢検査
噛み合わせのずれは、体全体のバランスの崩れにつながることがあります。噛み合わせがずれると、頭の位置も傾き、それを支えるために姿勢がゆがんでしまうためです。実際の写真を見ていただくと、体の中心や肩、腰、背骨のずれがよくわかります。
顎関節診断表
顎関節運動の計測・開口量・顎関節運動測定を行います。異音の有無・咀嚼筋の痛みなどを確認し、異常がないかを確認します。
頸椎検査
CTで撮影した頚椎の状態を背中側と側面で検査します。この検査によって、整体との連携が必要かどうかを判断します。