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浜松町歯科・矯正治療院
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歯の正しい噛み合わせ

噛み合わせと歯並びは異なる

正しい噛み合わせとは?

人間の上顎は頭蓋骨に固定されています。一方、下顎は筋肉などによって頭蓋骨から釣り下がった状態。このため、人は下顎を動かして噛む動作を行います。しかし、人間の顎関節は上下だけでなく前後左右にも動く複雑な構造になっていることから、噛み合わせにズレが生じます。その結果、噛み合わせが原因で顎関節症を発症する場合があります。

噛み合わせには、顎の関節(顎関節)や顎を動かす筋肉、歯、歯を支える骨(歯槽骨)、中枢神経が関わります。このうちどれか1つでも問題が生じると、噛み合わせのトラブルにつながる可能性があります。

正しい噛み合わせとは「一歯対二歯の関係」を保つことで、歯1本に対して下の歯2本が噛み合っている状態です。たとえば、上顎の第一小臼歯に噛み合っているのは、下顎の第一小臼歯と第二小臼歯です。ただ、すべての歯がきれいに噛み合っていなくても、日常生活においては慣れてしまって、気づかないことがあります。知らないうちに噛み合わせの不調が全身の不調の一因になっていることも多々あります。

正しい噛み合わせ

正しい歯並び

噛み合わせと歯並び(歯列)。この2つは似ているようですが、実は別ものです。歯並びとは、歯がどのように整列しているかを指します。

理想的な歯並びは、歯がまっすぐに揃い、前後や左右にずれていない状態です。

歯並びが乱れていると、見た目の美しさに影響するだけでなく、歯と歯の間にものが挟まりやすかったり、歯ブラシが届きにくかったりといった清掃の問題が生じることがあります。とはいえ、歯並びがキレイだからといって噛み合わせが良いとは限りません。

正しい歯並び

噛み合わせが悪い状態とは?

叢生(そうせい)

叢生

叢生は、一般的に「歯並びが悪い」といわれる状態。歯が正常な位置に生えず、重なり合ったり、斜めに傾いていたりしています。日本人の不正咬合では最も多く、全体の4割を占めています。

叢生の問題としては、歯磨きがしにくいため磨き残しが発生しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 また、噛み合わせが悪い状態なので、特定の歯に集中的な負荷がかかり、歯の破折や割れの原因となります。

さらに、顎への負担も懸念されるため、顎関節症のリスクにもなります。

空隙歯列(くうげきしれつ)

空隙歯列

歯と歯の間にすき間がある状態を空隙歯列といいます。一般的には「すきっ歯」と呼ばれます。空隙歯列は、前歯の間の隙間が目立つことが多いですが、どの歯の間にも生じる可能性があります。

空隙歯列になると、サ行やタ行の発音が不明確になったり、すき間に汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まったりします。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突

上顎前突は、一般的に「出っ歯」と呼ばれる状態です。上顎の前歯が下顎の前歯よりも前に突き出ている歯列不正の一種です。

上顎前突は、審美的な問題だけでなく、前歯が機能していないため、奥歯で食事を行うことになります。そのため、奥歯への過度な負担による歯の破折・割れの原因となったり、顎関節症のリスクも高まります。

原因は、遺伝的な要因のほか、子どものころの長期的な指しゃぶりや口呼吸の習慣などが挙げられます。

下顎前突(かがくぜんとつ)

下顎前突

下顎前突は、下顎が上顎よりも前に出ている状態です。一般的には「受け口」や「反対咬合」として知られています。

下顎前突になると、噛み合わせが正しくないため、食べ物を噛む機能が低下したり、発音障害になったりすることがあります。

開咬(かいこう)

開咬

開咬とは、奥歯を噛み合わせたとき、前歯や横の歯が閉じずに隙間ができる状態を指します。「オープンバイト」とも呼ばれます。

開咬では前歯が噛み合わないため、食べ物をしっかり噛み切ることが難しく、食べ物を奥歯だけで噛む習慣がついてしまいます。

開咬の状態が続くと、噛み合わせのバランスが悪くなり、顎関節症のリスクが高まることがあります。また、口呼吸の方である場合、お口の中が乾いてしまうことから、虫歯や歯周病の原因となる細菌が増殖しやすい環境になるため、口腔疾患のリスクが高まったり、風邪をひきやすくなってしまいます。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合

過蓋咬合は、上顎の前歯が下顎の前歯に過剰に覆いかぶさる状態を指します。上の前歯が下の前歯を少し覆うのが理想的な噛み合わせですが、過蓋咬合では覆いかぶさりが過度になり、下の前歯がほとんど見えなかったり、上顎の前歯が下顎の歯茎にまで届いてしまうことがあります。

上の前歯が下の前歯や歯茎に強く当たることで、歯がすり減りやすくなり、歯の寿命が短くなる可能性があります。また、不正な噛み合わせが顎に負担をかけて、顎関節症を引き起こすことがあります。

噛み合わせの悪さが身体に及ぼす影響

虫歯・歯周病になりやすい

噛み合わせが悪いと、歯の間などに食べかすがたまりやすくなり、磨き残しも多くなります。また、よく噛めないと、唾液の分泌量も少なくなります。こうしたことが虫歯や歯周病の原因になりかねません。

実は、重度の歯周病は、噛み合わせに何かしらの問題を抱えているケースがほとんどであり、噛み合わせが悪い状態のままケアを怠ると、歯周病が進行してしまいます。

全身のバランスを崩す

噛み合わせは、単に歯と顎の問題だけではありません。体全体の筋肉や骨格のバランスに影響を与えます。

噛み合わせが悪いと、顎や首の筋肉に余計な負担がかかります。腰痛や肩こり、膝の痛みなどを引き起こすことがあるのです。

さらには骨盤の筋肉にまで影響を与えて、筋肉痛や疲労感の原因になることがあります。

顎関節に問題があると、頭部の位置が変わって重心がずれてしまい、全身のバランスが崩れて歩行や日常動作にも影響が出る可能性があります。

噛み合わせは心とも関係しています。噛み合わせが悪いと、イライラしやすくなってストレスを感じるのです。よく噛まないと、脳への血流が低下して、集中力が低下したり、情緒不安定になったり、疲れやすくなったりすることもあります。不定愁訴も噛み合わせの悪さが原因になっていることがあります。

まとめ

矯正治療や噛み合わせ治療によって、全身的な問題が改善されることがよくあります。たとえば、噛み合わせの改善によって姿勢が正され、肩こりや腰痛が軽減されることがあるのです。

噛み合わせと全身のバランスは、歯科だけでなく整骨や整体などでも注目分野。(浜松町歯科・矯正治療院)は、噛み合わせを大切にしており、専門的知識を持った医師が治療するだけでなく、整体による骨格矯正を得意とする専門の医学博士が在籍しています。

噛み合わせに不調を感じられる場合は、全身の健康を考慮した治療ができる歯科医院にご相談ください。

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