歯医者に通った時に「何でこんなに通わないといけないの?」」「儲けるためなんじゃないの?」「もっとまとめてできるんじゃないの?」そう思われたことがある方は少なくないと思います。
何回も通わないといけない理由がちゃんとあるのです(^○^)
段階的な治療が必要
虫歯はその進行度によって治療内容が変わります。小さい虫歯なら一回で終わるかもしれませんが、神経にまで達してしまった場合は根の先の消毒や反応の確認、お薬を注入などが必要となりどうしても数回に分けて行わなければなりません。
また、これらの処置をおろそかにしてしまうと痛みにつながってしまったり、再治療や抜歯のリスクが高まります。
保険診療のシステムのせい
保険診療を行うには細やかなルールが存在しています。
保険診療は1人に治療が集中しすぎて他の方の治療の機会を奪わないようにという考えが根底にあります。
数回に分かれてしまうのも、一回あたりの通院でできる治療に限りが出てしまうのです。
1歯ずつの治療が基本
複数の歯を一気に治療してほしい。というのもなかなかできるものではありません。
もし、右下と左下を1日で治療して、両方が腫れたり痛みがでたらどうなるでしょう?
両側に起こった痛みや腫れを治療している間は、食事や会話は困難になります。
また、右下奥歯2本を治療し痛みが出た場合、明確に一番奥が痛いとわかるケースはごく稀です。
大抵の場合「どっちが痛いかわからないけど右下が痛い」となります。そうするとどちらが原因の歯なのか特定が難しくなってきます。
気になることがあればお気軽にご質問ください!