
2024年6月27日
皆様、歯周病と糖尿病が関係がある事をご存知でしょうか?
なんと糖尿病だと歯周病に2倍以上もかかりやすくなると言われています。
なぜ関係があるのかと歯周病の予防方法についてお話しします。
歯と歯ぐきの中(歯周ポケット)まで細菌が入り込むと歯周ポケット内で炎症を起こし炎症物質(サイトカインの一種TNF-a)が歯ぐきの毛細血管を通してインスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きを悪くしてしまうため、糖尿病が悪化しやすくなります。
歯周病は磨き残した細菌の塊(プラーク)が悪さをして歯ぐきに炎症を起こす病気です。
原因のプラークをきちんと落とす事が大切ですが、なかなか歯磨きで磨き残してまう所や、歯周病に罹っていると気づかない事があります。
歯医者へかかり、歯周病の検査や歯磨きの指導を受けて磨き残しを減らし
細菌が固まった歯石は歯ブラシでは落とせないので歯医者の専用の機械で落とす事で歯周病を予防します。
このように歯周病と糖尿病はお互いに悪影響を及ぼしますが、
歯周病を治療すると血糖コントロールが改善されるという研究結果もあります。
歯周病は罹っていてもひどくなるまで症状が出にくいので気づきにくいです。
糖尿病に罹っている方で歯医者に通われていない方は歯周病の度合いを調べる
検査もできるので是非いらしてください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。